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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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寒冷地の小型旅客船 「スライダー付き救命いかだ」搭載義務化へ

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海に浮かぶ救命いかだ(中央)。国土交通省が小型旅客船を対象に、海に入らずに乗り移れるようスライダー付きのいかだの搭載義務化を検討している=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年5月9日午前9時17分、宮武祐希撮影
海に浮かぶ救命いかだ(中央)。国土交通省が小型旅客船を対象に、海に入らずに乗り移れるようスライダー付きのいかだの搭載義務化を検討している=北海道斜里町のウトロ漁港で2022年5月9日午前9時17分、宮武祐希撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省は寒冷地など水温が低い海域で運航する小型旅客船を対象に、避難する際に海に入らなくてすむスライダー付きの救命いかだなどの搭載を義務化する方針を固めた。27日に開かれた有識者による事故対策検討委員会の第3回会合で案を提示し、おおむね了承された。ただ国交省によると、小型旅客船に対応したサイズでスライダー付きの救命いかだはないといい、今後国内メーカーとともに開発を進める。

 現行制度上、カズワンのような小型旅客船の救命設備については、船の定員に応じた数の救命胴衣のほか、水に入った状態でつかまる板状の救命浮器か、救命いかだを備え付けるよう船舶安全法で定められている。ただ、コスト面で救命浮器を搭載する事業者のほうが多いとみられる。

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【知床観光船事故】

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