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第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第80期名人戦七番勝負 渡辺明名人-挑戦者・斎藤慎太郎八段 第3局の6

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手が広い 観戦記・椎名龍一

 2日目。記録係の斎藤光寿三段が棋譜を読み上げ、両対局者が1日目の指し手を盤上に再現。立会人・深浦康市九段が開封し、封じ手の[先]7三歩成が指されて対局が再開された。[後]同銀は絶対の一手だが、そこで先手が何を指すか手が広い。名人はこの局面をじっくり考えるために封じ手に109分の時間を消費して封じ手時刻を待ったと思われる。斎藤も同様に読めるのではという疑問も湧くが、渡辺が[後]7三同銀の後の一手を自身で確定した上で読みを進められるのに対し、斎藤の方はそうはいかない。

 「桂を取られた後、本譜のように[先]4五角と動かれるか[先]7八金などで持久戦にされるか、先手次第でしたのであまり先までは読めませんでした。もし[先]4五角と打たれたら[後]7六歩[先]6八銀を利かしてから[後]4四馬とするか[後]4五馬とするか……、やや[後]4四馬が勝るかなというぐらいまでは考えていました」と斎藤は言う。

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