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プーチン氏「捕虜交換、議論の用意あり」 オーストリア首相に語る

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モスクワで開かれた会議で発言するプーチン大統領=2022年5月25日、ロイター 拡大
モスクワで開かれた会議で発言するプーチン大統領=2022年5月25日、ロイター

 オーストリアのネハンマー首相は27日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ情勢について電話で協議した。ネハンマー氏は協議後の記者会見で、プーチン氏がウクライナとの捕虜交換について「議論する用意がある」と語ったと明らかにした。ロイター通信などが報じた。

 電話協議で、プーチン氏は赤十字国際委員会(ICRC)とウクライナ人捕虜の面会を認める意向を示し、ウクライナにいるロシア人捕虜にも同様の権利を認めるよう求めたという。ただ捕虜交換についてネハンマー氏は「本当に交渉の準備があるかどうかは複雑な問題だ」との認識を述べ、ロシア側の出方を見極める考えを示した。

 露メディアによると、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から投降したウクライナ兵について、ロシア側はこれまで「捕虜交換は時期尚早」との認識を示していた。

 約45分の電話協議で、プーチン氏は港を閉鎖されたウクライナから穀物輸出が途絶えている状況に対し、解決を目指す意向も示唆した。だが、欧米諸国がロシアに対し実施している経済制裁の解除を交換条件に挙げているという。

 ウクライナからの穀物輸出の停滞で、世界的な食料危機が懸念されており、欧米諸国はロシアがこうした状況を作り出して交渉材料に利用しているとして、「食料の武器化」だと非難している。【ベルリン念佛明奈】

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