なぜ等身大「但馬牛の像」が須磨海岸に? 神戸ビーフ生んだ黒毛和牛

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須磨海浜公園の東側駐車場近くに建つ但馬牛の像。1961年に毎日新聞が建立し、82年に彫刻家によってブロンズ製で再建された。両脇には当時の知事、神戸市長の銘石もある=神戸市須磨区で
須磨海浜公園の東側駐車場近くに建つ但馬牛の像。1961年に毎日新聞が建立し、82年に彫刻家によってブロンズ製で再建された。両脇には当時の知事、神戸市長の銘石もある=神戸市須磨区で

 全国の99%以上の黒毛和牛に、その遺伝子が受け継がれているという但馬牛。世界に誇る「神戸ビーフ」のブランドも但馬牛から生まれた。神戸市須磨区の須磨海浜公園には「但馬牛の像」がひっそりと建つ。像の由来は50年以上も前に毎日新聞が神戸市に寄贈したものだった。像の来し方をたどり、但馬牛を巡る「あれこれ」を紹介してみたい。

 像の存在を私が知ったのは2021年夏。元兵庫県職員で但馬牛や神戸ビーフのPRにも携わった、獣医の資格も持つ長島大介さん(49)が神戸支局に「神戸肉の但馬牛」と刻まれた像の写真や資料を持参。丑(うし)年生まれの長島さんに、毎日新聞が食肉関係団体の寄付を募り、1961年に寄贈したものだと教えてもらった。

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