八ッ場ダム、苦難の70年 2年遅れで完成式典 /群馬

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群馬県長野原町の八ッ場ダム=2020年3月
群馬県長野原町の八ッ場ダム=2020年3月

 国土交通省は28日、八ッ場(やんば)ダム(長野原町)建設完成を記念した式典を開いた。地元の反対運動や民主党政権による中止宣言などを経て、計画から68年たった2020年4月に運用を開始。新型コロナウイルスの影響で式典を開けず2年遅れで開催した。

 国会議員や事業関係者など約300人が参列。テープカットと同時に、くす玉が割られた。斉藤鉄夫国交相は「貴重な土地を提供くださった地域の皆さまに心から感謝する」とあいさつした。

 洪水調節、利水、発電に対応する多目的ダムで、1947年のカスリーン台風をきっかけに国が52年、建設調査に着手、計画が動き出した。住民は激しく反対したが、湖畔の代替地に移転する案を受け入れ、94年に周辺工事が始まった。

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