特集

第80期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第80期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

特集一覧

将棋

第80期名人戦 第5局 渡辺、ミス誘う「悪手」 3連覇 研究力、存分に発揮

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
感想戦で対局を振り返る渡辺明名人=岡山県倉敷市の倉敷市芸文館で2022年5月29日午後8時35分、加古信志撮影
感想戦で対局を振り返る渡辺明名人=岡山県倉敷市の倉敷市芸文館で2022年5月29日午後8時35分、加古信志撮影

 <大和証券>

 第80期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)は、3連覇を果たした渡辺明名人(38)が研究力を存分に発揮し、挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)に持ち味の終盤力を振るう余裕を与えなかった。

 「駒得は裏切らない」。多くの棋士が支持する森下卓九段の名言だが、今期の渡辺はその逆を行き、駒を損する間に優位を築く指し回しで、たびたび控室の棋士を驚かせた。

 第1局では、あえて香車を相手に与える代わりに攻撃態勢を築いて快勝。第4局でも同様に香車を取らせ、大駒の飛車まで取られる間に自玉を捕まりにくい中段に逃がした。実戦例のない形だったが、渡辺にとっては「この形ならこう指すものという認識」と、独自の“定跡”の範囲だった。

この記事は有料記事です。

残り354文字(全文679文字)

【第80期名人戦】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集