茶髪OKだったのに…「教員に髪引っ張られた」 学校が不適切指導
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兵庫県立高校2年の女子生徒(16)が4月、学校側から認められていた茶色い頭髪について注意を受けてトラブルになっていたことが関係者への取材で判明した。生徒側は「教員に髪の毛を引っ張られた」と訴えているが、学校側は行為を否定したうえで「指導が適切ではなかった」として生徒側に謝罪した。
生徒は3歳の頃から中学生までスイミングスクールに通っていた影響で髪の毛が茶色だった。学校のルールに従い入学時に申告し、茶髪のまま学校生活を送ることが認められていた。しかし、4月14日の登校時、女性の教諭と事務員から髪色について注意を受けたという。
生徒によると、「お母さんに聞いて」とスマートフォンを出して電話をかけようとしたが、教員らに両手を縛られるような形で持たれ、髪の毛を複数回、引っ張られたという。動転した生徒は気を失い、救急車に乗せられた。車内で目が覚めて病院には搬送されなかった。
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