少年時代の思い出つまった旦過市場 「守り続けて」 Chageさん
毎日新聞
2022/6/1 17:37(最終更新 6/1 21:37)
有料記事
673文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

火災から約1カ月半たった旦過(たんが)市場(北九州市小倉北区)には、多額の寄付が集まるなど市民らの支援の輪が広がっている。北九州市出身の歌手、Chageさん(64)もエールを送る一人だ。少年時代の大切な思い出の場所である市場の復興を、心から願っている。【末永麻裕】
◇
「自転車に乗れるようになったころ、兄貴の後を追いかけて、旦過市場によく行った。僕らにとっては鬼ごっこや隠れんぼもできる格好の遊び場でもあった」
小倉北区で生まれ、小学5年までの少年時代を過ごした。小倉祇園太鼓をたたき、自転車で小倉の街を走り回った。市場では10円玉を握りしめて天ぷらやアジフライを買っておやつに食べた。家族でクジラ屋に行ったり、鍋を持っておでんを買いに行ったりした思い出があふれる。
この記事は有料記事です。
残り334文字(全文673文字)