特集

知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

特集一覧

知床・観光船事故 「あの時、救助出たかった」 地元漁師、悔しさ抱え /北海道

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
一斉捜索から戻った「斜里救難所」の米沢達三救助長=斜里町で2022年5月31日
一斉捜索から戻った「斜里救難所」の米沢達三救助長=斜里町で2022年5月31日

 「あの時、救助に出たかったが、仲間を犠牲にできなかった」。斜里町の地元漁師で構成するボランティア団体「斜里救難所」の米沢達三救助長(68)は、知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が遭難した4月23日、悪天候で現場海域に出られなかった悔しさを抱えている。5月29~31日に実施された一斉捜索で手掛かりは得られなかったものの、「今後も漁師たちに海をよく見てもらう」と望みは捨てていない。

 31日午前6時、港に集まった漁師の輪の中で、帽子を脱いで「岬方面は風が強いので、十分に注意してお願いします」と号令をかけた。素早く船に乗り込むと、沖へ出港。船上から海に供物をささげ、手を合わせた。午後4時ごろに帰港。「何も見つけられず、残念でならない」と顔をしかめた。

この記事は有料記事です。

残り304文字(全文636文字)

【知床観光船事故】

時系列で見る

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集