太宰が描いた肖像画 担当編集者遺族が寄贈 三鷹であすから初公開 /東京

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太宰治
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 作家の太宰治(1909~48年)が描いた肖像画1点が、太宰が長く暮らし、墓がある三鷹市に寄贈された。晩年の太宰を担当した文芸編集者の遺族が所持していた。4日から、JR三鷹駅の近くにある「太宰治展示室 三鷹の此の小さい家」で初公開される。

 縦33・2センチ、横24センチの板に紫や黄、紺で描かれた油彩画。太宰は友人の画家桜井浜江のアトリエをよく訪ね、即興的に絵を描いたことが知られている。47~48年頃の制作とみられるが…

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