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バイデン米大統領は2日、ホワイトハウスで演説し、米国内で相次ぐ銃乱射事件に関して「米国では子供の死因で最も多いのが、銃によるものだ。過去20年間、現職の警察官や軍人よりも多くの学齢期の子供が、銃によって亡くなってきた」と指摘した。そのうえで「『もうたくさんだ』と言えるようになるまでに、いったいどれほどの罪のない米国民の命が奪われなくてはならないのだ」と銃規制強化を呼びかけた。
バイデン氏は、5月に南部テキサス州ユバルディの小学校で児童ら計21人が死亡した事件を受けて、殺傷能力の高いライフルや大容量の弾倉の販売、所持を禁止する必要性を訴えた。ただ、ライフルの規制強化には共和党側で反対が根強いため、譲歩案として「殺傷能力の高い銃の禁止が無理ならば、銃を購入可能な年齢を18歳から21歳に引き上げ、身元調査を厳格化し、(他人に危害を及ぼすと裁判所が判断した場合に銃の押収を認め…
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