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熊本地震

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で関連死を含めて275人が亡くなった。

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茶でつなぐ益城の笑顔 熊本地震で店全壊、4代目の挑戦

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 2016年4月の熊本地震で震度7を2度観測した熊本県益城(ましき)町で、店舗や自宅が全壊した老舗の茶製造販売会社「お茶の富澤。」が、21年秋から海外販売も視野に農薬を一切使わない有機栽培を始めている。地震前、町内には同社を含めて3軒の茶農家があったが、2軒が被災して廃業したため町唯一の存在に。4代目の富澤堅仁(けんじ)さん(40)は「ここから新しい喫茶文化を創りたい」と意気込む。

 同社は富澤さんの曽祖父が1929年に始め、今年で創業93年。高校卒業後、静岡県などで製茶を学んだ富澤さんは帰郷して家族で働いていたが、15年12月に父一行さん(18年に69歳で死去)の病気を受けて後を継いだ。地震に襲われたのはその直後だった。

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【熊本地震】

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