品薄のはずなのに…中国サイトに「大量ディズニーグッズ」の謎

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「中国人バイヤーすごい」などというメッセージと共に投稿された「ダッフィー&フレンズ」とみられる大量のぬいぐるみ=ツイッターより
「中国人バイヤーすごい」などというメッセージと共に投稿された「ダッフィー&フレンズ」とみられる大量のぬいぐるみ=ツイッターより

 「中国人バイヤーすごい。仕入れ数が桁違い」。女性や若年層に人気があるディズニーキャラクター「ダッフィー&フレンズ」とみられるぬいぐるみが山積みにされた画像がツイッターに投稿された。限定品のキャラクターグッズを高額で転売する個人業者「転売ヤー」たちと、何とか規制しようとする企業側のイタチごっこが続いている。それにしても大量の「ダッフィー&フレンズ」はどこから連れてこられたのだろう。【山本萌】

メルカリの規制に意味ある?

 「ダッフィー&フレンズ」とみられる大量のぬいぐるみの画像が最初に投稿されたのは4月17日。ディズニーのロゴが印刷された段ボール箱も写っていた。

 画像と一緒に中国語で「購入制限が全然終わらない」「購入に1日費やしても何個も買えない」「全て品質保証付き。日本の現品を直送します」などと説明もあった。ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは買い占めを防ぐために、入園券を利用してディズニーランドやディズニーシー内でショップに入れる回数や1人あたりの購入個数、会計回数などを制限している。画像にはキャラクター名や在庫数とみられる数字も記され、全部足すと2764になった。

 この投稿には「笑えない」「もはや業者」という感想や「日本人もやっている事は変わらないと思います」などと賛否両論のリプライが続き、1100件以上の「いいね」がついている。アカウント「鳩さん」は<メルカリなんか規制したところで無意味なのです>とコメントを投稿していた。

 「鳩さん」に取材すると「中国人の需要はすごいなと思って紹介しました。中国の代行さん(買い物を代わりに請け負う人)や転売している方は自分の力を誇示するように大量に買い付けていることを表に出しています。ですが、買えなかったディズニーファンはそれを見て嫌な気持ちにはなるでしょう。ひっそり売ればいいのにと思っています」と答えた。

 確かに中国の販売サイトには商品を大量に積み上げた写真が目立つ。それにしても「購入に1日費やしても何個も買えない」と自ら説明しながら、これほど大量に買い付けたことを誇示すると、一体どうやって入手したのかと、逆に疑念を招かないだろうか。

 専門家の見解やオリエンタルランドの公式コメントは後述することにし、…

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