小中教頭らの2割「教員不足」 民間団体調査「いじめにも影響」

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教員不足の実態調査結果について記者会見する有識者や「スクール・ボイス・プロジェクト」のメンバー=東京都千代田区で2022年6月6日午後1時32分、国本愛撮影
教員不足の実態調査結果について記者会見する有識者や「スクール・ボイス・プロジェクト」のメンバー=東京都千代田区で2022年6月6日午後1時32分、国本愛撮影

 現役教員や有識者らでつくるグループが6日、公立小中学校の教頭・副校長を対象に実施した教員不足についての調査結果を発表した。約2割が2022年4月時点で「教員不足が起きている」と回答。影響については「不足が起きている」と答えた人のうち、9割以上が「授業の質が落ちる」とし、約8割が「学級になじめない子や不登校傾向の子が増える」と答えた。

 調査は今年4~5月、教員らで作る任意団体「スクール・ボイス・プロジェクト」や有識者が教頭会を通じ実施。28都道県の公立小中学校の教頭・副校長から1070件の回答を得た。

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