特集

サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

特集一覧

サッカーブラジル監督「日本はW杯で対戦するレベルのチーム」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
日本戦に向けて意気込みを語ったブラジル代表のチチ監督=東京・国立競技場で2022年6月5日、日本サッカー協会提供 拡大
日本戦に向けて意気込みを語ったブラジル代表のチチ監督=東京・国立競技場で2022年6月5日、日本サッカー協会提供

 サッカー男子日本代表は6日、国際親善試合のキリンチャレンジカップとして、ブラジル代表と東京・国立競技場で対戦する。5日の記者会見でブラジル代表のチチ監督は「日本はワールドカップ(W杯)で対戦する(可能性がある)レベルのチーム」と警戒。また、Jリーグの横浜フリューゲルスなどでプレーしたサンパイオ・コーチは「お互いテクニックを駆使して戦う、似た特長を持つチーム」と話した。会見での主なコメントは次の通り。

 ――明日の試合に向けて。

 チチ 明日は非常に重要な試合だと理解している。W杯ほどの重要性はないにせよ、W杯にふさわしい二つのチームが対戦すると捉えている。2018年のW杯(決勝トーナメント1回戦)でメキシコに勝利した後、日本はベルギーと戦った。私が見た時は日本が2―0でベルギーに勝っていた。あのまま勝っていたら、日本とブラジルが対戦する可能性があった。何を言いたいかというと、日本とブラジルはW杯で対戦するレベルの二つのチームだ。

 ――ブラジルの6月の強化試合は2試合。最後の一戦になる。短い期間だが、何を収穫としたいか。

ブラジル戦に向けて調整するサッカー日本代表の選手たち=東京・国立競技場で2022年6月5日午後6時9分、細谷拓海撮影 拡大
ブラジル戦に向けて調整するサッカー日本代表の選手たち=東京・国立競技場で2022年6月5日午後6時9分、細谷拓海撮影

 チチ ブラジル代表監督になったのが、18年W杯の2年前だった。ちょうど、ひとつのサイクルの真ん中くらいで就任してW杯を戦った。その後、4年の期間を得られて良い条件で続けられた。そう考えると長い間、私は準備の期間を与えられている。

 ――日本の印象。警戒する選手は。

 チチ もちろん私たちは動画を見て、日本の分析をしている。パラグアイ戦もしっかり見ている。私たちはパラグアイがどれくらい強敵で、難しい相手か理解している。

 サンパイオ 日本はバランスの取れたチームで、ディフェンスが強固だ。名前を挙げるとしたら、吉田(麻也)、長友(佑都)、遠藤(航)。攻撃面ではクリエーティブで想像力のある選手がいる。とりわけ、南野(拓実)、伊東(純也)だ。南野はテクニックがあり、伊東は1対1に強くスピードのある選手。明日は非常に素晴らしい試合になる。お互いテクニックを駆使して戦う似た特長を持つチーム。この試合を見た人たちは幸せになるだろう。

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集