中国空母の動向あらわ 防衛省、艦載機発着数を公表 近海に「遼寧」、異例の対応

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台湾東側の太平洋に展開した中国軍の空母「遼寧」。艦載機が発着訓練を繰り返した=5月(防衛省統合幕僚監部提供)
台湾東側の太平洋に展開した中国軍の空母「遼寧」。艦載機が発着訓練を繰り返した=5月(防衛省統合幕僚監部提供)

 日本近海での動向について、防衛省が注視する一隻の軍艦がある。中国軍の空母「遼寧」。遼寧は5月、台湾東側の太平洋で艦載機の発着を300回以上繰り返した。これまでも東シナ海や太平洋で活動しているが、今回の海域はこれまでで最も日本に近かった。日本近海での遼寧の1回の活動で確認された艦載機の発着回数としては過去最多となった。それに対し、防衛省も異例の対応に乗り出している。

 「遼寧を含む8隻の艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南下した」。防衛省が5月2日にそう公表した後、遼寧の活動に関する発表が相次いだ。遼寧は翌3日、護衛の駆逐艦や燃料補給艦とともに台湾東側海域に展開。2日と同様のルートで21日に中国方面へ戻るまで、艦載機の発着が繰り返された。

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