拡張する脳

第1部 広がる医療応用/7止 BMI機器、期待と不安 ALSの舩後靖彦・参院議員

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介助者に文字盤を示してもらいながらインタビューに答える舩後靖彦姇参院議員(右)=東京都千代田区で2022年4月26日、内藤絵美撮影
介助者に文字盤を示してもらいながらインタビューに答える舩後靖彦姇参院議員(右)=東京都千代田区で2022年4月26日、内藤絵美撮影

 脳と機械をつなぐ技術「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)を取り入れた機器の開発が国内外で進み、医療の分野でも応用され始めている。全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)」(ALS)患者がこれまで使ってきた意思伝達装置には限界もあり、BMIへの期待が高まる。ALS患者の舩後靖彦・参院議員(64)に、その思いを尋ねた。

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