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猛暑と節電

記録的な高温が続く2022年の夏。電力の供給余力が乏しく、政府による7年ぶりの節電要請が出ています。

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「室内温度は28度に」 政府が7年ぶりの節電要請

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電力需給に関する検討会合で発言する松野博一官房長官(左)。中央は萩生田光一経済産業相=首相官邸で2022年6月7日午前8時46分、竹内幹撮影
電力需給に関する検討会合で発言する松野博一官房長官(左)。中央は萩生田光一経済産業相=首相官邸で2022年6月7日午前8時46分、竹内幹撮影

 政府は7日、家庭や企業に対し、今夏の節電を要請した。老朽火力発電所の休廃止の増加や3月の福島県沖地震の影響で、電力の供給余力が乏しいため。政府による節電要請は2015年以来7年ぶり。期間は7月1日~9月30日。特に太陽光発電の出力が減り、電力需給が厳しくなる午後5~8時ごろの節電を呼びかける。

 松野博一官房長官は会合で「国民の皆様には今年の夏は全国で生活や経済活動に支障がないよう、できる限りの節電・省エネへのご協力をお願いいたします」と述べた。萩生田光一経済産業相は7日の閣議後記者会見で「室内温度を28度にしたり、不要な照明は消したりするなど、節電・省エネしていただきたい」と呼びかけた。家庭では室内温度を28度にすると26度と比べ6%の節電効果が見込めるという。オフィスビルでは…

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