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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー、どう把握 子供傷つけない手法に苦慮 西脇市など、各地自治体実態調査 /兵庫

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ヤングケアラーの実態調査について議論する兵庫県西脇市総合教育会議のメンバー=同市役所で、阿部浩之撮影
ヤングケアラーの実態調査について議論する兵庫県西脇市総合教育会議のメンバー=同市役所で、阿部浩之撮影

 家事や家族の世話を子どもが日常的に担う「ヤングケアラー」の実態調査が自治体で進んでいる。国の調査では分からない地域の現状を把握して支援につなげる狙いだ。ただ、子どもがヤングケアラーと知ってショックを受けることも想定されるデリケートな問題だけに手法に苦慮する自治体もある。【阿部浩之】

 2020、21年度の厚生労働省の調査で、家族の世話をしていると回答したのは小学生で約15人に1人、中学生で約17人に1人、高校生で約24人に1人の割合だった。

 西脇市は市長と教育委員会でつくる22年度の市総合教育会議で、ヤングケアラーの問題を初めて議題にした。市は独自調査を提案したが、教育委員会のメンバーから「調査で子どもがケアラーと気付いて傷つく恐れがある」「ナーバスな問題で高い教育的配慮が必要」「ヤングケアラーと認定する境界線が難しい」など消極的な意見が相次いだ。「子ども本人が我慢しているか否かが境界線ではないか」との意見もあった。

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【ヤングケアラー】

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