中傷消して…デマ被害の新人職員は初めて父に頼んだ 阿武町誤給付

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インターネット上で広がった誤解や中傷への苦悩を語る父親=2022年6月7日午後2時50分、堀菜菜子撮影
インターネット上で広がった誤解や中傷への苦悩を語る父親=2022年6月7日午後2時50分、堀菜菜子撮影

 山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円(463世帯分)を誤って1世帯に振り込んだ問題を巡っては、4月に採用されたばかりの町職員の男性についてミスをした張本人という事実と異なる書き込みがインターネット上で続き、名前や顔写真までさらされる事態になった。男性の家族は「いろいろなことが書かれているが、早く中傷が消えてほしい」と訴える。

 「ネット上に書かれる中傷を見つけてから、ずっと頭から離れず冷静ではいられなくなった。『新人のミス』『フロッピー』などという言葉が独り歩きし、『(容疑者と)グル』と言われたことが一番ショックだった」。男性の父親が毎日新聞の取材に苦悩を語った。

 男性は4月に町役場に入り、1カ月もたたないうちに誤給付が発生した。町が…

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