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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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米国の「原罪」=会川晴之

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 ウクライナ侵攻で修復不可能となった米露関係。だが、プーチン政権が発足した2000年代初頭は、かなり違う風景があった。

 プーチン氏はロシア大統領就任直前の00年3月、英BBC放送のインタビューで、北大西洋条約機構(NATO)について「対等なパートナーならば、加入の可能性を排除しない」と答えている。

 プーチン氏は、01年9月11日の米同時多発テロ後、ブッシュ米大統領に最初に電話し励ました外国首脳として株を上げた。2カ月後の11月にはテキサス州にあるブッシュ氏の牧場を訪れ、米国が望む政治・経済改革を約束、懸命に米との蜜月関係を築こうと努めた。

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【ウクライナ侵攻】

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