- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

北海道・知床半島沖で4月23日に観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故に今も心を痛める人たちがいる。「知床旅情」をヒットさせた歌手、加藤登紀子さん(78)もその一人。事故直後は「つらくて知床旅情を歌えなくなった」という。しかし、作詞・作曲を手がけた名優、森繁久弥さん(1913~2009年)も過去に起きた事故への悲しみを作品で表現したことを思い、歌い続けようと決めた。鎮魂の思いを込めて。【真貝恒平/北海道報道部】
「つらい週末になってしまいました。水温は2度か3度、ほんとにどんなに冷たかったでしょう。知床の春は、強い風が吹くことが言われています」。土曜日の事故発生から2日後、加藤さんはブログに悲痛な思いをつづった。さらに事故による観光業への打撃を心配する思いを伝え、「知床の皆さん、頑張ってください。遠くから見守っています」と呼びかけた。
この記事は有料記事です。
残り886文字(全文1264文字)
時系列で見る
-
総務省、カズワン運航会社を電波法違反容疑で告発 知床観光船事故
53日前 -
知床観光船事故 地元業者ら参加、事故防止研修会 千歳・支笏湖畔 /北海道
55日前 -
知床・観光船事故受け「被害者弁護団」 乗客家族支援へ /北海道
55日前 -
知床観光船事故 「処分受け入れる」運航会社社長がコメント
57日前 -
ウトロの小型観光船が運航再開 知床事故受け自主ルール策定
58日前 -
観光船事故「二度と起こさないよう取り組む」 官房長官
58日前 -
知床観光船事故 運航会社の事業許可取り消し決定 最も重い行政処分
58日前 -
国後島の2遺体 DNA鑑定用の試料をロシアへ送付 知床観光船事故
60日前 -
運航会社「国にも責任ある」 聴聞には出席せず 知床観光船事故
60日前 -
歌えなくなった「知床旅情」 でも…加藤登紀子さんが語る鎮魂の思い
60日前 -
知床観光船、聴聞を実施 社長ら姿見せず 事業許可取り消し判断
60日前 -
知床で行方不明者捜索を阻んだある存在 人を恐れぬ特性も
62日前 -
知床事故 小型観光船監査、2社の是正確認 道運輸局 /北海道
62日前 -
小型旅客船の事業許可、5年ごとの更新制へ 地域で相互監視体制
64日前 -
知床不明者捜索 手がかりなく悔しさ 北海道警警備艇船長
66日前 -
道、観光船支援に2045万円 安全対策PR、補正案提出へ /北海道
66日前 -
知床・観光船事故 手がかりなく「残念」 道警警備艇・久保田船長 捜索1カ月超、悔しさにじむ /北海道
66日前 -
観光船事業者の安全対策支援に2045万円 北海道補正予算案
67日前 -
高円宮妃久子さま、知床観光船事故犠牲者に哀悼の意 水難救済会式典
67日前