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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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親ロシア派勢力がウクライナ側の外国兵3人に死刑判決 英外相が非難

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国際的に未承認の「ドネツク人民共和国」で死刑判決を受けた雇い兵の英国人2人とモロッコ人1人=ウクライナ東部で2022年6月9日、AP 
国際的に未承認の「ドネツク人民共和国」で死刑判決を受けた雇い兵の英国人2人とモロッコ人1人=ウクライナ東部で2022年6月9日、AP 

 ウクライナ東部ドネツク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」の裁判所は9日、ウクライナ側の雇い兵としてロシア軍と戦った英国人2人とモロッコ人1人の計3人に死刑を言い渡した。タス通信などが伝えた。

 弁護人は判決を不服とし、上訴する方針という。この共和国は国際的に承認されておらず、英国のトラス外相は「偽りの判決であり、正当性は全くない」と判決を非難している。

 判決では、3人がこの共和国の政権奪取を狙い、「法的秩序を崩壊させようと試みた」ことを死刑の理由に挙げた。親ロシア派側は「3人は雇い兵であり、捕虜に与えられる通常の保護は受けられない」と主張した。

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