- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「忘れないで 父の日」。沖縄県内で今月、こんなキャッチコピーのテレビCMが流れている。父の日(6月19日)を前に、県内のスーパー最大手「サンエー」(宜野湾市)が製作したCMだ。「忘れないで 父の日」と子どもの声で明るく訴えかけ、沖縄らしくビジネス用のノーアイロンのかりゆしウエアなどを紹介している。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、サンエーは昨年まで2年連続で「父の日」のCMや店内での販売促進イベントを控えていた。感染状況が比較的落ち着き、3年ぶりに例年通りの販促が可能になる中で「お客様に面白いねと言ってもらえるように考えた」のが、冒頭のキャッチコピーだった。その上で、沖縄の本土復帰50年の節目の年ということも意識して、かりゆしウエアなど沖縄らしい商品を前面に出すことにしたという。
父の日(6月の第3日曜日)は母の日(5月の第2日曜日)に比べ、なぜか影が薄い。日本生命が5月、契約者8159人を対象にインターネットで実施したアンケートで、父の日にプレゼントを「贈る」と回答したのは64・8%だった。日生は3月、「母の日」についてのアンケートも実施しており、その際には74・9%がプレゼントを「贈る」と回答。父の日よりも10・1ポイント高かった。
この記事は有料記事です。
残り535文字(全文1065文字)