「しょう、ごめんね」「人生最大の失敗」被告が最終陳述 5歳餓死

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碇翔士郎ちゃんが餓死したとみられる賃貸マンション=福岡県篠栗町で2021年2月26日、中里顕撮影
碇翔士郎ちゃんが餓死したとみられる賃貸マンション=福岡県篠栗町で2021年2月26日、中里顕撮影

 福岡県篠栗(ささぐり)町で2020年4月に碇翔士郎(いかりしょうじろう)ちゃん(当時5歳)が十分な食事を与えられずに餓死した事件を巡り、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の碇利恵被告(40)は14日、福岡地裁での裁判員裁判で最終意見陳述をした。

 白色の半袖シャツに黒のスラックスで証言台に立った碇被告は当初、冨田裁判長に「最後に何か言いたいことは」と尋ねられ「翔士郎が……」と一言。しばしの沈黙の後、ハンカチで涙を拭うと「翔士郎が亡くなったのは私の責任。それだけです」と述べた。握っていた手紙は読まずに席へ戻ったが、裁判長に許可を得ると自席で読み上げた。

 碇被告は事件について「心から悔やみ、本当に反省している」と強調。翔士郎ちゃんについては「翔士郎を失ったことは、私にとって何よりもつらく悲しいことです」といい「一生謝罪を続ける」とした。

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