0円物件 譲りたい人、ほしい人、自治体 ウィンウィンウィン 愛媛・八幡浜市 仲介サイトと連携 /愛媛

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「みんなの0円物件」に掲載された物件=愛媛県八幡浜市で、斉藤朋恵撮影
「みんなの0円物件」に掲載された物件=愛媛県八幡浜市で、斉藤朋恵撮影

 「風光明媚(めいび)な町の庭付き2階建て、『0円』でお譲りします」。空き家の増加に悩む過疎地の自治体を中心に、不動産の無償譲渡を仲介するサイトと連携して有効活用を目指す動きが広がっている。不要になった家を早く手放し、税金の支払いなどから解放されたい人と、古くても安価な物件を求める人をインターネット上でつなぎ、無償譲渡を促す取り組みだ。このサイトに掲載された物件の成約率は約9割に上るという。譲りたい人、譲り受ける人、自治体の3者それぞれが「ウィンウィンウィン」になる“三方よし”の取り組みの秘密を探った。【斉藤朋恵】

 総務省が5年に1度実施している「住宅・土地統計調査」(2018年)によると、全国の空き家は約849万件と過去30年で倍増、空き家率(総住宅数に占める空き家の割合)は13・6%と1958年以来最高を記録した。都心部への人口集中や少子高齢化の傾向は続くとみられ、今後も空き家の増加が懸念される。

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