坂村健の目

未来のロボットの姿は

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 電気自動車で有名な米テスラ社は、開発を続けていた人工知能(AI)制御の人型ロボット「オプティマス」のお披露目を9月末に行うと発表した。現時点で公開されているデザインのシルエットは人間そのもの。だから、白い全身タイツをまとった漆黒ののっぺらぼう姿が余計に不気味だ。

 先行する米ボストン・ダイナミクス社の人型ロボット「アトラス」のフレームむき出しのリアル路線とも違うし、ホンダ「アシモ」から最近の川崎重工の「ヤギ型ロボット」までの、嫌悪感を持たれないことを重視した日本アニメ的系譜でもない。

 実は人型というのは、機械的には無理が多い。ボストン・ダイナミクスでも、実用研究は合理的な四足や車輪のロボットが中心だった。「ペットマン」という人型もあったが、歩き続けることで軍用の靴や服の耐久試験を行うという用途専用だった。

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