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夏の全国高校野球選手権大会は1915(大正4)年に「全国中等学校優勝野球大会」としてスタート。朝日新聞主催の下、第1回大会が大阪・豊中グラウンドで開催され、全国から10校が参加した。決勝で京都二中(現鳥羽高)が秋田中(現秋田高)に勝利し、初代王者に輝いた。
多くのファンを集めたことから、第3回大会から阪神電鉄の鳴尾球場(兵庫県西宮市)で開催。その後、さらなる人気の拡大を受け、24年8月、阪神電鉄は武庫川の支流・枝川の埋め立て地に新球場を建設した。この年が十干十二支の「甲子」の年に当たることから甲子園球場と命名され、同年夏の第10回大会から大会の舞台となった。
春の選抜高校野球大会は24年に「全国選抜中等学校野球大会」として、毎日新聞主催で第1回大会は名古屋市八事の山本球場で開かれた。全国から8校が選抜され、決勝で高松商(香川)が早稲田実(東京)に勝ち優勝。翌年から甲子園で開催されるようになった。
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