ヒグマ「OSO18」、牛57頭襲う 北海道で捕獲作戦に試行錯誤

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大量のエゾシカの死骸が不法投棄された国有林=2022年6月1日午前9時36分、北海道森林管理局提供
大量のエゾシカの死骸が不法投棄された国有林=2022年6月1日午前9時36分、北海道森林管理局提供

 北海道標茶、厚岸の両町で放牧中の牛が相次いでコードネーム「OSO(オソ)18」で呼ばれる大型の雄のヒグマに襲われている問題を巡り、地元で対策と捕獲に向けた試行錯誤が続いている。10日に標茶町であった会議で、2、3月に行った集中捕獲作戦の報告があったが、「捕獲に至らなかった」という。一方、行動圏に近い国有林にエゾシカの死骸(しがい)が放置されていることも明らかになった。オソ18をはじめヒグマを引き寄せる原因になる可能性がある。

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