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吃音が問うもの・学びの場で

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症状を告白、悩みに向き合う

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ゼミで自分の吃音を説明する石井椋さん=京都市北区で
ゼミで自分の吃音を説明する石井椋さん=京都市北区で

 <教育の森 kyoiku no mori>

 もう、隠し通せない――。この春、ある男子大学生がゼミで秘密を打ち明けた。名前もうまく言えないのが恥ずかしくて、黙っておきたかった。それでもカミングアウトしたのは人生を切り開きたかったからだ。

 佛教大紫野キャンパス(京都市北区)の教室で今年5月、ソーシャルワーカー(社会福祉士)を育成するためのゼミが開かれていた。社会福祉学部4年生の石井椋さん(21)=大阪府吹田市=が10人ほどの学生を前に喉を震わせながら打ち明けた。

 「自分には言葉の出にくい吃音(きつおん)症というものがあります」。そして、自身の吃音(どもること)について説明するA4判のプリントを配り、同級生たちに必要な配慮を求めた。

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