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横須賀市の市民団体「おおくすエコミュージアムの会」(稲葉勝利代表幹事)は、2023年の創立20周年を前に、三浦半島西側の海や山の豊かな自然や文化遺産を調査した冊子「続・ふらりおおくす 横須賀西海岸」(B5判、91ページ)を刊行した。発足10周年の13年に発行した記念の冊子の続編に当たる。
会は03年に発足。フランス発祥の「エコミュージアム」の考えを取り入れ、地域の自然や暮らし、歴史を博物館の資料や財産と同じものとして捉え、学びと共に次世代に伝える活動に取り組んでいる。月1回、三浦半島最高峰の大楠山の麓を歩く自然観察のほか、会員が個々の関心事について調査する活動をしている。
現在のメンバーは市内在住者ら49人。今回の冊子は21年2月ごろから計画を進め、大楠山の植物やチョウ、野鳥など自然観察の成果を収めたほか、300年以上前に建てられた信仰に基づく庚申塔(こうしんとう)と呼ばれる多数の石仏の調査結果などを掲載した。
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