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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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もうロシア人とは関係修復できないのか ウクライナ人に問うた

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ロシアなどからの観光客でにぎわうアランヤの街並み=トルコ南部で2022年6月20日
ロシアなどからの観光客でにぎわうアランヤの街並み=トルコ南部で2022年6月20日

 ロシア軍によるウクライナ侵攻から4カ月を前に、かつて同じ国だった両国民の分断が伝えられる。一方、ウクライナからの避難民とロシアからの観光客らが、一緒に滞在を続ける場所もある。トルコのリゾート地を訪れた毎日新聞モスクワ支局の助手が、戦いを続ける二つの国の国民に複雑な心中を聞いた。

 地中海に面するトルコ南部のアランヤ。ビーチ沿いにリゾートホテルが建ち並ぶ人気の保養地の一つで、市内に別荘を購入するロシア人やウクライナ人も多い。ロシアによる侵攻後はウクライナからの避難者が増え、道路にはロシアとウクライナのナンバーを付けた車が行き交う。

両国民に人気が高いトルコの保養地

「侵攻直後はロシアナンバーの車が傷つけられる事例が相次いだそうです。でも、今は目立った争いは聞こえてきません」。ウクライナの首都キーウ(キエフ)から息子と避難してきたスポーツマッサージ師のアレーナ・クディナさん(47)はそう話す。

 クディナさんは「ウクライナの避難民の間でロシアへの敵意が強いのは事実」とも明かす。一方で祖国を離れたロシア人の間では、侵攻に反対する意見が多いことも分かっているという。クディナさんは避難先でマッサージの仕事を続けているが、ロシア人の客も多く受け入れている。「私たちが憎んでいるのはロシアの政権です」

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【ウクライナ侵攻】

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