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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から77年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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「平和の詩」の小2が「こわいをしった」 沖縄戦の地獄を描いた絵

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「沖縄戦の図」(丸木位里・俊)=佐喜眞美術館所蔵
「沖縄戦の図」(丸木位里・俊)=佐喜眞美術館所蔵

 沖縄県糸満市で23日催された「沖縄全戦没者追悼式」で、沖縄市立山内小2年の徳元穂菜(ほのな)さん(7)が「平和の詩」として朗読した作品「こわいをしって、へいわがわかった」。詩で徳元さんが「こわくてかなしい絵だった」と表現したのは、画家の丸木位里(いり)さん、俊(とし)さん夫妻(ともに故人)が共同制作した「沖縄戦の図」と「沖縄戦―きゃん岬」だ。その水墨画には「ありったけの地獄を集めた」とも言われる沖縄戦の実相が詰まっている。

 丸木夫妻は「原爆の図」の連作で知られる。「沖縄戦の図」シリーズと呼ばれる全14作は宜野湾市の佐喜眞(さきま)美術館が所蔵する。夫妻は沖縄戦に関する書物を100冊以上読み、現場を歩き、体験者から話を聞いて1983~87年に一連の作品を制作した。

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