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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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新しい資本主義に触れぬ第一声 岸田カラーは一体どこへ 参院選

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参院選が公示され、第一声を上げる自民・岸田文雄総裁=福島市で2022年6月22日午前10時12分、和田大典撮影
参院選が公示され、第一声を上げる自民・岸田文雄総裁=福島市で2022年6月22日午前10時12分、和田大典撮影

 22日公示された参院選(7月10日投開票)では、ウクライナ危機を受けて原油・物価高対策や安全保障政策が論争の的となっている。だが岸田文雄首相の看板政策「新しい資本主義」や新型コロナウイルス対策、社会保障制度改革に関する議論は盛り上がりを欠いており、「岸田カラー」が見えにくい論戦となっている。

第一声で「新資本主義」に触れない首相

 「時代を画する課題に誰が結果を出すことができるのか。どの政党に託すのかが問われる」

 岸田文雄首相は22日、福島市での第一声で、東日本大震災からの復興やコロナ禍で苦しむ観光業の立て直し、物価高対策などを訴えた。しかし自身が2021年の自民党総裁選で打ち出した看板政策「新しい資本主義」に触れることはなかった。

 政府は6月7日、「新しい資本主義」の実行計画を閣議決定。「社会的課題解決と経済成長の二兎(にと)を実現する」ことを基本方針に、人への投資▽科学技術・イノベーションへの投資▽スタートアップ(新興企業)への投資▽グリーン(脱炭素)・デジタルへの投資――の4点を重点政策に位置づけた。

 首相の就任以来「分かりづらい」と批判されてきた「岸田カラー」の打ち出しを強く意識したもので、直後の参院選で「旗印」に掲げられるはずだった。

 しかし、投資と成長の約束が並び「アベノミクスと…

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【第26回参院選】

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