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ニュース|都市対抗野球2022

第93回都市対抗野球大会が2022年7月18日に開幕。関連ニュースをまとめました。

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元NHK甲子園名物アナウンサー 社会人野球中継で思わず絶叫

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都市対抗野球大会の西関東2次予選で実況を務めた小野塚康之さん=横浜スタジアムで2022年6月7日午後5時27分、安田光高撮影
都市対抗野球大会の西関東2次予選で実況を務めた小野塚康之さん=横浜スタジアムで2022年6月7日午後5時27分、安田光高撮影

 元NHKアナウンサーで高校野球の名物実況でおなじみの小野塚康之さん(65)が、社会人野球の実況でも人気を博している。都市対抗野球大会2次予選で、西関東と近畿の中継で実況を担当。息詰まる熱戦に思わず「絶叫」するシーンもあった。

かつての高校球児と再会

 8日にあった都市対抗野球大会西関東2次予選。横浜スタジアムの実況席に小野塚さんの姿があった。三菱重工Eastと東芝の試合は、1―1のまま延長十二回裏。試合開始から4時間を超えていた。東芝の10年目・石川桜太選手が初球をとらえた打球は、まばゆいカクテル光線の中を伸びていく。小野塚さんは思わず絶叫した。

 「高く上がった大きな打球だ、切れなければ、ホームラン! サヨナラの一発が飛び出しましたーー! 2年ぶり43回目の都市対抗出場ーー!」

 右翼ポールに直撃するサヨナラ本塁打。東芝が延長十二回の末、三菱重工Eastを振り切り、第1代表を勝ち取った。小野塚さんは劇的な幕切れ以上に「(勝負が)決まらない部分が印象に残っています」と振り返る。両チームとも再三好機を作りながら、追加点を挙げられずにいた。

 「勝たなければいけないが、負けない野球をやっていくことが社会人らしさ。負けられないからよく考える。その緊張状態が一瞬空白になったときに、一発が決まったのかな」。社会人野球らしさが凝縮された試合を、「甲子園名物アナ」はそう表現した。

 一般的に社会人野球は高校野球に比べると試合時間が長く、3時間近くかかる。その理由をこう推察する。

 「高校野球は指導者の指揮のもとに戦術が展開されるものですが、社会人はサインをより生かすにはどうしたらいいのか、相手の作戦を防ぐためにはどうしたらいいのかと選手が少しずつ知恵を出しながら展開していく。表面上はゆっくりでも、見えないところではものすごくいろんなことが動いているのです」

 小野塚さんにとって社会人野球は、かつての高校球児との再会の場でもある。三菱…

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