全国百貨店の5月売上高57%増 高額商品販売や物産展など好調

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高層ビルが建ち並ぶ東京都心。中央奥は皇居=東京都港区で 拡大
高層ビルが建ち並ぶ東京都心。中央奥は皇居=東京都港区で

 日本百貨店協会が23日発表した5月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比57・8%増となり、3カ月連続で増えた。富裕層向けの高額宝飾品の販売が拡大したほか、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の全面解除後に外出機会が増え、ゴールデンウイーク期間の物産展などの集客も好調だった。

 コロナ禍前の2019年5月比では、売上高が10・5%減、来店客数が21・9%減だった。ただ訪日外国人への免税売上高を除く国内市場の売上高は、5・1%減の水準まで回復。協会の担当者は「地域によっては既にコロナ前の販売実績を上回っている店舗もある」と述べた。免税売上高は79・9%減だった。

 5月は引き続き高級時計や美術品、貴金属などが好調で、この分野の売上高は19年5月比で28・0%増となった。円安進行で海外製品の値上がりを見込んだ先買い需要も増えたという。気温の上昇で夏物衣料も伸びた。

 地区別の売上高は、大阪が前年同月比で約3倍と大幅増。京都93・3%増、神戸88・3%増、東京80・6%増と続いた。これらの地区を含む主要10都市は76・3%増、10都市以外が22・2%増だった。(共同)

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