わなにかかったカメ144匹 成田空港の捕獲作戦、出だし上々

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捕獲されたミシシッピアカミミガメ=千葉県成田市の成田空港で2022年6月9日午前11時54分、中村宰和撮影 拡大
捕獲されたミシシッピアカミミガメ=千葉県成田市の成田空港で2022年6月9日午前11時54分、中村宰和撮影

 成田国際空港会社は、4月から進めている空港内のカメ捕獲作戦により、144匹を捕らえることに成功したと発表した。空港内には数百匹が生息していると推定されており、10月下旬まで作業を続ける。

 捕獲作戦は、2021年9月に滑走路にカメが迷い込み、ウミガメを模した全日本空輸の超大型旅客機の出発が遅れる事態となったことを受け、再発防止のために始まった。

仕掛けたわなからミシシッピアカミミガメを取り出すスタッフ=千葉県成田市の成田空港で2022年6月9日午前11時39分、中村宰和撮影 拡大
仕掛けたわなからミシシッピアカミミガメを取り出すスタッフ=千葉県成田市の成田空港で2022年6月9日午前11時39分、中村宰和撮影

 4月20日以降、空港内の調整池や敷地外に排水する放水路などに144個のわなを設置。ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)133匹とクサガメ11匹を捕獲したと6月9日に発表した。いずれも殺処分した。

 カメが航空機のエンジンに吸い込まれるなどした場合、事故につながる恐れがある。成田空港では13年度以降、21年9月のウミガメ機の件も含め、滑走路近くへの侵入が11件確認されている。【中村宰和】

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