特養ホームで使用済み紙オムツ減量化実験 介護の負担軽減に期待

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特別養護老人ホームで実証実験中の紙オムツの処理機(葉山町提供)
特別養護老人ホームで実証実験中の紙オムツの処理機(葉山町提供)

 住宅設備大手のLIXIL(リクシル)=東京都江東区=が、神奈川県葉山町の特別養護老人ホームで、開発中の大人用紙オムツの処理機を導入し、使用済み紙オムツの減量化に向けた実証実験に取り組んでいる。高齢化社会を迎え使用済み紙オムツをどう処分するかが課題となっており、処理機が介護職員の負担軽減や高齢者自身の自立支援につながるとして注目されている。

 国土交通省によると、少子高齢化で紙オムツの出荷額は子供用は減少しているものの、大人用は年々増加傾向にある。使用済みオムツの重量はし尿を吸収すると、約4倍になるといわれており、介護施設などで保管や処理、処分が大きな負担になっているという。

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