国保財政、過去最大2000億円超の黒字 新型コロナで受診控え影響

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 厚生労働省は23日、自営業や無職の人らが加入する国民健康保険の2020年度の実質的な収支が、全国で計2054億円の黒字だったと発表した。赤字の19年度から2993億円改善した。比較可能な1998年度以降、黒字は2回目で、額は最大。新型コロナウイルス禍による受診控えが影響し、支払いが減ったためとみられる。

 国保の加入者は高齢者が多く平均年齢が高い。このため医療費がかさみ、赤字経営が続いていた。18年度に財政運営の主体を市区町村から都道府県に移管し、国の公費支援を増やした効果で、同年度は初の黒字(計212億円)となったが、翌19年度には再び赤字に転じた。

この記事は有料記事です。

残り345文字(全文624文字)

あわせて読みたい

ニュース特集