旦過市場でがれき撤去始まる 1000トン以上、8月中旬完了目指す

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火災で生じたがれきの撤去開始に伴い、アーケードが一部解体される旦過市場の一画(手前左)=北九州市小倉北区で2022年6月23日午前10時48分、上入来尚撮影 拡大
火災で生じたがれきの撤去開始に伴い、アーケードが一部解体される旦過市場の一画(手前左)=北九州市小倉北区で2022年6月23日午前10時48分、上入来尚撮影

 4月に大規模な火災に見舞われた北九州市小倉北区の旦過(たんが)市場で23日、がれきの撤去工事が本格的に始まった。1000トン以上に上るとみられるがれきの搬出は27日にも始まる予定で、8月中旬の撤去完了を目指す。

 23日は燃え方が激しかった市場北側の「魚町グリーンロード」のアーケードを一時撤去するため、作業員10人が屋根で部品の取り外しなどをした。市場内では、がれきの分別が続けられた。

火災で生じたがれきの撤去開始に伴い、アーケードが一部解体される旦過市場の一画=北九州市小倉北区で2022年6月23日午前10時46分、上入来尚撮影 拡大
火災で生じたがれきの撤去開始に伴い、アーケードが一部解体される旦過市場の一画=北九州市小倉北区で2022年6月23日午前10時46分、上入来尚撮影

 撤去費には、小倉中央商業連合会によるクラウドファンディング(CF)で集まった寄付金約5600万円が充てられる。被災者らでつくる「旦過地区復旧対策会議」は撤去費を約4000万円と見積もっていたが、追加工事の発生で5600万円を上回る見通しで、CF以外の寄付金などを充てることも検討する。

 市場で青果店「野菜主義 江里口」を営む近藤光孝さん(63)は「やっと始まったという思い。被災した店舗や客、市場の関係者ら全員が『早く元に戻ってほしい』と願っている」と話した。【林大樹】

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