被害女性「金渡さず逃げたい」 周囲に相談 愛知・東浦遺体発見

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
愛知県東浦町 拡大
愛知県東浦町

 愛知県東浦町で4月、同県稲沢市の介護助手、門田典子さん(発見時40歳)の遺体が見つかった事件で、門田さんが事件の直前、殺人容疑で県警に再逮捕された天池由佳理容疑者(37)=死体遺棄などの罪で起訴=らとのトラブルを周囲に相談していたことが、関係者への取材で判明した。

 30代の知人男性によると、門田さんから電話があったのは3月12日夜。開口一番「ちょっと助けてほしいんだけど。困ったことがあるの」と言ってきた。男性が金銭や女友達などいくつか例を挙げてトラブルについて尋ねると「女の子のこと」と答えた。しかし、「今誰といるの」「どこにいるの」と質問を重ねても、それ以上説明しようとしなかったため電話を切った。通話の時間は約50秒。受話器の向こうから虫の鳴き声が聞こえたという。

 男性が翌日、門田さんのSNS(ネット交流サービス)に送ったメッセージは既読になったが、返信は無かった。門田さんから以前、天池容疑者に金銭を要求されているが「もう金を渡さずに逃げたい」と聞いたことがあったという。

 門田さんは、天池容疑者との関係がこじれる中で、天池容疑者と一緒に車上生活を送っていた山下克己容疑者(54)ともトラブルになっていたとみられる。

 2人は共謀して3月中旬ごろ、愛知県内で門田さんを殺害した疑いが持たれている。同16~17日ごろ、同県東浦町の畑に遺体を埋めたとされ、天池容疑者の供述に基づく捜索で遺体が見つかった。【森田采花】

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集