トップへの道切り開く EXILEダンサーが卓球ジュニア代表コーチ

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ナショナルチームのジャージーを着て意気込むEXILEのTETSUYAさん(左)と、日本卓球協会の宮崎義仁専務理事=東京都新宿区で2022年6月23日午前11時20分、岩壁峻撮影 拡大
ナショナルチームのジャージーを着て意気込むEXILEのTETSUYAさん(左)と、日本卓球協会の宮崎義仁専務理事=東京都新宿区で2022年6月23日午前11時20分、岩壁峻撮影

 日本卓球協会の12歳以下ナショナルチームのコンディショニングコーチに人気グループ「EXILE(エグザイル)」のダンサー、TETSUYAさん(41)が就任し、23日、東京都内で記者会見した。「ダンストレーニングを経験した選手がオリンピックの金メダリストになってくれたら」と、トップ選手育成の「道」を切り開く気概を見せた。

 芸能人が代表レベルのコーチに就任するのは異例。TETSUYAさんは「卓球は苦手」と話し、競技経験はないが、ダンスによる有酸素トレーニングの監修のほか、2020年には中学校のダンスの授業の教材を製作している。18年には日本協会から幼児年代の育成事業サポーターに任命された。

 会見では東京五輪で混合ダブルスの金を含む三つのメダルを獲得した伊藤美誠(21)=スターツ=を例に「伊藤選手は速いテンポでラリーをすると聞いた。(そのリズムに合わせた)音楽を用意して卓球のフォアハンドの動きを混ぜながらジャンプをしたり、ステップを踏んだりしています」とトレーニング法の一端を披露した。

 日本協会は20年からジュニア世代の強化合宿にダンストレーニングを導入。ジュニア育成に長年取り組んできた宮崎義仁専務理事(63)は「敏しょう性が鍛えられるのは12歳までと聞く。TETSUYAさんの指導を通じて新しいトレーニングの形を提案し、けがをしない体作りにつなげたい」と、代表底上げの鍵を握る「運命のヒト」に期待を寄せた。【岩壁峻】

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