ゴールポスト下敷き小4死亡 福岡・大川市に3660万円賠償命令

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ハンドボール用ゴール付近を調べる警察官ら=福岡県大川市の市立川口小学校で2017年1月13日、林壮一郎撮影
ハンドボール用ゴール付近を調べる警察官ら=福岡県大川市の市立川口小学校で2017年1月13日、林壮一郎撮影

 福岡県大川市立川口小で2017年1月、4年生の晴翔(はると)さん(当時10歳)が授業中に倒れたゴールポストの下敷きになって死亡した事故を巡り、両親が市に約4320万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁久留米支部は24日、市に約3660万円の支払いを命じた。立川毅裁判長は「(学校側は)事故が起きると予見できたのに、ゴールポストを点検し固定する注意義務を怠った過失がある」と述べた。

 県警は当時の校長ら教員6人を業務上過失致死容疑で書類送検したが、福岡地検が不起訴処分とした。

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