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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち14人が死亡、12人が行方不明に。

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国後島の2遺体 カズワン乗客と「DNA型一致」 ロシアから連絡

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北海道・知床半島=本社機「希望」から手塚耕一郎撮影 拡大
北海道・知床半島=本社機「希望」から手塚耕一郎撮影

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、ロシアが実効支配する北方領土・国後(くなしり)島で見つかった男女の遺体のDNA型が、カズワンの乗船者のものと一致したとロシア当局から外交ルートを通じて連絡があったことが、海上保安庁関係者への取材で判明した。日程や方法を調整して遺体の引き渡しを受け、日本側でも改めてDNA型鑑定を実施し、正式に身元を確認する。

 国後島では5月上旬、西側の海岸で女性の遺体が見つかった。また5月19日には同様に西海岸で男性の遺体が見つかったと、ロシア側から連絡があった。男性の遺体の近くからは、行方不明になっているカズワンの甲板員、曽山聖(そやまあきら)さん(行方不明時27歳)=東京都調布市=と同姓同名の身分証が発見されていることも分かった。

 これを受け、第1管区海上保安本部は、複数のカズワン乗船者の家族から試料の提供を受け、ロシア側に送付。23日夕にロシア側から「2遺体とも乗船者のDNA型と一致した」と連絡があったという。

 事故では、乗員乗客計26人のうち、14人の死亡が確認され、12人が行方不明のままとなっている。【木下翔太郎】

【知床観光船事故】

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