兵庫・尼崎市の紛失USBメモリー発見 個人情報46万人分記録

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USBメモリーの紛失問題で記者会見し、謝罪する「BIPROGY(ビプロジー)」の平岡昭良社長(左)ら=兵庫県尼崎市の尼崎市役所で2022年6月24日午後3時47分、亀田早苗撮影
USBメモリーの紛失問題で記者会見し、謝罪する「BIPROGY(ビプロジー)」の平岡昭良社長(左)ら=兵庫県尼崎市の尼崎市役所で2022年6月24日午後3時47分、亀田早苗撮影

 兵庫県尼崎市の全人口に当たる市民約46万人分の個人情報を記録したUSBメモリーが紛失した問題で、市などは24日、メモリーが見つかったと発表した。同日午前、大阪府吹田市内のマンション敷地内で、紛失した業務委託先の社員が府警吹田署員と捜して発見した。かばんの中に財布などと共に入っており、パスワードを変更された形跡もなかったという。

 紛失したメモリーは、住民税非課税世帯に対する新型コロナウイルス臨時特別給付金の支給事務で、尼崎市から業務を受託している「BIPROGY(ビプロジー)関西支社」の委託先の社員が21日、吹田市内の出先でデータの移管作業をするために持ち出したもの。社員は同日、同僚らと居酒屋で飲食後、深夜まで同市内の路上で寝込み、メモリーを入れたかばんをなくした。

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