嘆く中絶容認派、歓喜に沸く反対派 最高裁判断で価値観の違い鮮明

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米連邦最高裁の判決を受け、「私は中絶を助け、支援する」とのボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち=米首都ワシントンで2022年6月24日午後0時12分、西田進一郎撮影
米連邦最高裁の判決を受け、「私は中絶を助け、支援する」とのボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち=米首都ワシントンで2022年6月24日午後0時12分、西田進一郎撮影

 米連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を認める歴史的判例を覆した24日、最高裁前には中絶容認派と中絶反対派がそれぞれ集まった。判決に抗議する容認派のわきでは、判決を待ちわびた反対派が喜びを爆発させた。双方が言い合う場面もあり、価値観の間にある溝の深さを印象づけた。

 「中絶禁止は違法だ! 判決は不当だ!」

 判決から約30分後の午前10時40分ごろ、最高裁前では中絶容認派の団体を中心に数百人が抗議の声をあげていた。「中絶の権利のために立ち上がれ!」と書かれた緑色のシールを上着に貼った参加者が目立った。群衆は時間がたつにつれて膨らんでいった。

 最前列でプラカードを掲げていた西部カリフォルニア州の大学生、ティアラ・ノーリシャッドさん(20)は「この国の女性がもう自分の体をコントロールできないなんて、異常です」と訴えるように話した。

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