G7に「メンバー外」南アなど5カ国招待 議長国ドイツの狙いは

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セネガルのサル大統領(右)にG7首脳会議への招待状を手渡すドイツのショルツ首相=セネガルの首都ダカールで2022年5月22日、DPAロイター
セネガルのサル大統領(右)にG7首脳会議への招待状を手渡すドイツのショルツ首相=セネガルの首都ダカールで2022年5月22日、DPAロイター

 26日にドイツ南部エルマウで開幕した主要7カ国首脳会議(G7サミット)には、メンバーではないインド、インドネシア、セネガル、南アフリカ、アルゼンチンの5カ国も参加している。日米豪との枠組み「クアッド」と中露などとの枠組み「BRICS」(新興5カ国)双方に加わる大国インドを引き寄せようとするG7の意図に注目が集まるが、他の国についても招待した議長国ドイツとG7の思惑がのぞく。

 「『南』で伸長する最重要な民主主義国の仲間に参加してもらうことが特に重要なことだ」。ドイツのショルツ首相は17日に政治関連の会合で演説し、アフリカ、アジアなどの5カ国を招待する意義をこう強調した。

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