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主要7カ国首脳会議(G7サミット)が26日、ドイツ南部エルマウで3日間の日程で始まった。ウクライナに侵攻するロシアへの制裁や台頭する中国への対応、物価の高騰、気候変動問題など、世界規模の課題に民主主義国家がいかに結束して取り組めるかが試される。ロシアへの制裁では、ロシア産の金の禁輸などで合意する見通しだ。年1回の定期的なG7サミットの開催は、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻を開始してから初めて。
露産の金の禁輸は26日、サミット開幕に先立ち米政府高官が明らかにした。ロシアは昨年、155億ドル(約2兆円)の金を輸出しており、原油や天然ガスなどに次ぐ主要な収入源となっている。またプーチン露大統領を取り巻く新興財閥「オリガルヒ」など富裕層が資産の維持に利用している。米政府高官は「ロシアを世界経済からさらに孤立させる」と狙いを説明した。サミット最終日の28日に合意する見通しという。
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