川釣り、DX(デジタル技術による変革)の波 アプリで遊漁券購入 業務改善×利便性向上×河川管理

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遠くに見える釣り人がアプリ版の遊漁券を持っているかどうかをタブレット端末で確認する九頭竜川中部漁協の監視員=福井県永平寺町で2022年5月28日午前10時43分、大原翔撮影
遠くに見える釣り人がアプリ版の遊漁券を持っているかどうかをタブレット端末で確認する九頭竜川中部漁協の監視員=福井県永平寺町で2022年5月28日午前10時43分、大原翔撮影

 川釣りの世界でもデジタルトランスフォーメーション(DX=デジタル技術による変革)が進んでいる。大きなカギは「遊漁券」の電子化だ。川釣りをする際に必要になる証票で各河川を管理する内水面漁協が発行しているが、全国に約800ある漁協のうち2~3割が既にスマートフォンで購入できるアプリを導入。釣り客が遊漁券を購入しやすくなるという利便性にとどまらず、河川管理のあり方まで変えつつあるという。川釣りのDXが創る河川の未来を探った。

 「遊漁券を買いましたか」「釣果はどうですか」――。5月下旬、福井県北部を流れる九頭竜川。川岸に、タブレット端末を手に釣り人に声をかける九頭竜川中部漁協(同県永平寺町)の監視員、木下政道さん(78)の姿があった。

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