特集

猛暑と節電

記録的な高温が続く2022年の夏。電力の供給余力が乏しく、政府による7年ぶりの節電要請が出ています。

特集一覧

農家「水量心配」 リゾートは集客に期待 早い梅雨明けに不安と歓迎

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
電力の需給が逼迫(ひっぱく)していることを伝えるニュースが流れる中、日傘を差して歩く人たち=東京都千代田区で2022年6月27日午後3時36分、猪飼健史撮影
電力の需給が逼迫(ひっぱく)していることを伝えるニュースが流れる中、日傘を差して歩く人たち=東京都千代田区で2022年6月27日午後3時36分、猪飼健史撮影

 連日の猛暑の中、関東甲信と九州南部、東海は27日、例年にない早さで梅雨明けを迎えた。電力需給の逼迫(ひっぱく)が予想される中、政府は節電を求める一方で「命を守るのが最優先」と呼び掛ける。また、農業関係者らは水不足を不安視し、参院選の候補者たちは暑さ対策をしながら、選挙区を駆け回った。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境にあったリゾート施設からは本格的な夏の到来を歓迎する声もあった。

 5月に大規模漏水が発生し、農業用水の給水制限が今も続く愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」周辺の農家からは早い梅雨明けに不安の声が漏れる。

この記事は有料記事です。

残り1293文字(全文1570文字)

【猛暑と節電】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集